Vol.05【すいか】8月のゆるっと食養生

8月に意識したい食材

すいか

暑い夏から秋に移る時期にぴったり

暑さも真っ盛りの8月におすすめの食材は、体の熱を冷まし、口の渇きを潤してくれる「すいか」。
しかし暑くても立秋を過ぎれば暦の上ではもう秋です。秋は「肺」を大切にしたい季節。肺は乾燥に弱いので、すいかでしっかり水分補給してあげましょう。

栄養たっぷり

すいかは栄養も豊富で、ビタミンAやビタミンC、カリウムなどのミネラル、抗酸化物質のリコピンも含まれています。
実は皮にも「シトルリン」というアミノ酸の一種が豊富に含まれています。シトルリンは、血流を良くしたり、疲労回復、集中力や記憶力UPの効能があります。皮をよく洗い、硬い外皮部分を薄く落として、浅漬けや煮物にするとおいしいですよ。
ただし、すいかは胃腸を冷やしやすいので食べ過ぎには注意しましょう。

食すPoint
熱中症予防に、すいかに塩をふって食べるのもいいですよ。
ブドウ糖とナトリウムを一緒に水分補給すると、体内での水分吸収がスムーズになります。その2つを一緒に摂れる「すいか+塩」の組み合わせは効率的な水分補給といえそうですね。さらに自然結晶させた塩ならミネラルも補給できるので、熱中症予防にぴったりです。

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