ポコトスカーナ探訪

ファンタスマーケットでもお馴染みの「ポコ・トスカーナ」さん。とっっっても素敵なご夫婦が営む、長崎市琴海町のハチミツ農園です。今回は約６年ぶりにその農園を訪ねました。

木々に囲まれ、穏やかな大村湾を望む絶好のロケーション、味のある建物…全てが以前と変わらず素敵なまま…ですが、さらには、久々にお会いした福岡ご夫妻の変わらなさにびっくり！肌はツヤツヤ元気モリモリ。こちらまで元気になるような雰囲気は健在です。

もともと県外ご出身だった福岡洋典さん・由香さんご夫婦が、この地に惚れて移住したのは2007年のこと。「ふたりで訪れたイタリアのトスカーナのようにしたいね」と、農園の名前を「ポコ(小さな)トスカーナ」と付けたのがはじまりです。5箱から始めた養蜂も今では70箱に増え、洋典さんの勉強熱心さも手伝い、養蜂技術もだいぶ上がったようです。

春になると、巣箱の周りの木々は次々と花を咲かせます。4月は椎の木、5月はハゼやセンダン、6月は栗…
ポコトスカーナでは、シーズンに4回ほど採蜜し、採蜜のたびに花の種類やミックス具合が替わるので毎回味わいや香りが異なる「山の花ハチミツ」になります。ラベルの賞味期限の欄に書いてある日にちが採蜜日とのことなので、違いを楽しんでみるのもおすすめです。

ポコさんのハチミツは、採蜜、瓶詰め、ラベル貼りまで全て手作業。そして何より、非加熱なので、栄養たっぷり、酵素が生きたハチミツなのが嬉しいポイント。

そしてもうひとつ、ポコさんのハチミツといえば「クリームドハニー」も人気。ハチミツを滑らかに結晶化させたもので、日本ではあまり馴染みがありませんが、アメリカやヨーロッパではポピュラーなもの。ポコトスカーナでは、温度などを管理して1ヶ月ほどかけてゆっくりと結晶化。加熱したり添加物を加えたりしていないので、栄養はそのままにクリームのような滑らかな舌触りを実現しています。ティースプーンなどでそのまま食べるのが一番のおすすめの食べ方だそうです。ぜひ生きた酵素を取り入れましょう♪

ポコトスカーナでは週末限定のカフェや、ワークショップなども開いています。楽しみいっぱいのポコさんの今後にも期待したいですね。
今回の取材で福岡夫妻に再会するなり、その変わらない元気な姿に「これもハチミツ効果ですか?!」なんて笑って聞いてしまいましたが、取材をする中で、加熱をしていない栄養たっぷり酵素が生きたハチミツやこの美しい景色や空気のことを考えると、「やっぱりハチミツ効果だな」としみじみと思ったのでした。