Vol.09【黒豆】12月のゆるっと食養生

12月に意識したい食材

黒豆

冷えが招く不調を予防

12月は冬至を迎え、日に日に寒さが深まってくる季節。冬は体の冷えによって「腎」の働きが弱くなり、風邪をひきやすくなったり不調が起こりやすくなったりします。「腎」はホルモンの分泌や成長・老化に関係する大切な部分です。つまり腎をいたわらなければ、冷えによって老化を促進してしまうことも。不調や老化を予防するためにも腎をいたわることが大事です。寒い冬は黒豆や黒胡麻、黒きくらげなど、腎に作用し体に精をつけるといわれる「黒い食材」を積極的に摂りましょう。

むくみにも黒豆

冬は気温が低くなって巡りがわるくなり、むくみやすくなる季節でもあります。そんなときは、体内の余分な水分を排出し気の巡りを良くしてくれる黒豆が有用です。さらに、黒豆の黒い種皮には高い抗酸化作用がある黒大豆ポリフェノールが含まれ、疲労回復や老化防止、肥満予防も期待できます。

食すPoint

手軽に摂るなら黒豆茶がおすすめです。ノンカフェインなので、子どもから妊婦さんまで家族みんなで楽しめます。冬は体を温めるようにホットで飲むのがいいですね。
お正月のおせち料理にも、身体の養生と縁起担ぎのために、ぜひ黒豆煮を食べましょう。

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