Vol.18【梨】9月のゆるっと食養生

9月に意識したい食べ物


秋に摂りたい
潤し食材

昨今の9月は、本当に残暑が厳しくてびっくりしますよね。それでもやっぱり自然界は秋へと確実に変化しています。日照時間は次第に短くなり、暑い中にも、蒸し蒸しするような湿気よりも、秋らしい乾燥した空気が際立ってきます。 空気が乾燥してくると気をつけないといけないのが「肺」のケア。肺は潤いが大好きな臓器で乾燥は嫌い!乾燥によって肺の働きが鈍くなると、呼吸器系のトラブル、お肌や髪の乾燥、便秘などにも繋がりやすくなるので、秋口は肺を潤してくれる食材を積極的に摂りましょう。
おすすめの食材は、ちょうど秋が旬の梨。梨は、肺を潤して、喉の乾燥や咳・痰を鎮める効果が期待できる食材です。体にこもった熱を取ってくれる働きもあるので、暑さが残る9月にはぴったりですね。

栄養も◎
食べ方もいろいろ

梨はたっぷりの水分を含み、栄養的にみても健康や美容に嬉しい栄養素がたくさん。食物繊維、ビタミンC、余分な塩分を排出してくれるカリウム、疲労回復に良いアスパラギン酸、たんぱく質の消化を助けてくれるプロテアーゼなどが含まれています。

食べ方は、シャキシャキジューシーな食感を楽しみにそのまま食べたり、野菜と合わせてサラダやマリネにして生で食べるのもいいですが、体の冷やし過ぎを防ぐために火を通して食べるのもおすすめです。はちみつやクコの実とコンポートにしたり、丸ごと蒸したりするのもいいですよ。

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