Vol.17【ぶどう】8月のゆるっと食養生

8月に意識したい食べ物

ぶどう

秋の始まりの養生

まだまだ厳しい暑さが続く8月ですが、立秋を迎えて暦の上ではもう秋です。この季節の養生は、暑さだけでなく秋の足音とともに訪れる乾燥に気をつけることも大切です。暑いからといって冷たい物を摂りすぎるのは要注意。暑さで消耗したエネルギーを補いながらも、少しずつ秋へ向かっていく気配とともに、身体を潤す食材を摂って整えたいものです。

そんな秋口に食べたいのがぶどうです。気(エネルギー)と血を補う働きがあるぶどうは、暑さによって奪われたエネルギーをしっかり補い疲労回復を助けてくれます。さらに巡りをよくしてむくみを取り、潤いを身体に与えてくれる食材です。 ぶどうの旬は一般的に夏から初秋にかけて。美味しく季節の恵みをいただくことが、身体にも嬉しい作用があるんですね。

アンチエイジングにも

ぶどうの皮には、強い抗酸化作用があるポリフェノールが多く含まれているので、体の中から若々しさをサポートしてくれます。ポリフェノールを意識的に摂りたい人は皮付きで食べられるものを選ぶのがおすすめです。 ジューシーな生のまま味わうのも楽しいですし、ゼリーやムース、タルトなどスイーツにアレンジしてもいいですね。より血を補いたい方には干して凝縮されたレーズンがおすすめ。その時の体調などで摂り方を工夫してみましょう。

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