Vol.12【茉莉花茶(ジャスミンティー)】3月のゆるっと食養生

心身が不安定になる春

木々が芽吹き花々が咲く春は、気候も穏やかで過ごしやすく感じますが、冬に強かった「陰」が弱まって「陽」が一気に高まり、陰陽のバランスの変化によって心身が不安定になることも。
そんな時は、ジャスミンティーを淹れてゆっくりリラックスするのはいかがでしょう。

ジャスミンティーは、煎茶や烏龍茶にジャスミンの花のつぼみを重ねて作ったお茶で、独特の華やかな香りが特徴の花茶です。ジャスミンに含まれる「リナロール」という香りの成分はリラックスや鎮静作用があり、煎茶に含まれる旨み成分「テアニン」にもリラックス作用があるので、ジャスミンティーは香りからも味わいからも心を落ち着かせてくれるお茶と言いえそうです。

気の巡り、イライラにも
また、春は冬に溜め込んだ不要な老廃物を排出しようと「肝」の働きが活発になります。「肝」に負担がかかるとイライラや不眠につながったり、気の巡りが滞って肩こりや筋のつりが出やすくなります。ジャスミンの香りは、リラックス作用のほか、滞った気を巡らせたり、不眠やお腹の張りにも適してるので、この季節のティータイムにジャスミンティーを取り入れて、ゆ～っくり穏やかに過ごせるといいですね。

薬膳素材をプラス
ジャスミンティーにプラスして、むくみ解消や貧血予防に良いなつめや、疲労回復や目のトラブルに良いクコの実などを入れ、お好みのブレンドティーにして楽しむのもおすすめです。ファンタスマーケット2階のF＋Cafeでも様々なハーブティーや薬膳素材の取り扱いがあるので、チェックしてみてくださいね。

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