Vol.04【うなぎ】7月のゆるっと食養生

7月に意識したい食材

うなぎ

暑い夏は「気」を補う食材を

大量に汗をかく暑い夏は、汗とともに体内のエネルギーである「気」が消耗され、その結果夏バテ状態になると中医学では考えられています。夏バテ予防に摂りたいのが「気」や「血」を補ってくれるうなぎです。土用丑の日はもちろん、暑い夏はうなぎを食べて元気に過ごしたいですね。

栄養面も優秀なうなぎ

また、うなぎには良質なたんぱく質や免疫力アップに良いビタミンA、脳の働きを正常に保つDHA、血液をサラサラにしてくれるEPA、抗酸化作用があるビタミンE、牛肉豚肉の約70倍も含まれるカルシウムなど、栄養面でもとても優秀な食材なので、上手に活用したいですね。

食すPoint
うなぎの蒲焼に欠かせない山椒。風味を楽しむのはもちろんですが、脂質が多いうなぎの消化を助けてくれる働きもあるのでぜひご一緒に。

うなぎ+きゅうりの食べ合わせ「鰻ざく(うざく)」もおすすめ
うなぎの蒲焼にきゅうりの酢の物を合わせた「鰻ざく」。うなぎのしっかりした味ときゅうりのさっぱり感のコントラストが何ともいえない美味しさです。きゅうりの酢の物の酢には、脂肪の分解を助けてくれる働きがあるので、脂っこいうなぎと一緒に食べるのにはぴったり。元々栄養豊富なうなぎですが、ビタミンCは含まれていないのできゅうりを合わせると最強になりそうですね。ファンタスマーケットのデリにも、土曜丑の日はうざくなどが入ったうなぎのお惣菜が出るのでぜひチェックしてみてください。

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