お茶の選び方

種類はもちろんのこと、淹れ方でも全然違う味わいになる「お茶」。今回徹底的に飲み比べて感じたのは、お茶はなかなかひと筋縄にいかない気まぐれ屋のキッズたちのようだということ。でもその特徴を知れば、それぞれの特性に寄り添って自分の大好きな一杯を淹れることができるはず。
ということで今回は、長崎県の佐々町で無農薬のお茶をつくる「北村茶園」さんに美味しいお茶の淹れ方や、味わいの特徴を教えてもらいました。
ファンタスマーケットで取り扱う5種のお茶もスタッフで徹底的に飲み比べて違いをまとめたので、みなさんのお茶選びのヒントになれば嬉しいです。
※北村製茶の取り扱いは2023年7月21日からです

まずは
基本の
美味しい緑茶の淹れ方

◎基本の淹れ方

茶葉3g(小さじ2程度)に70度のお湯180ml。急須はゆらさずに1分待って、味や濃さが均一になるよう湯呑みに均等に廻し注ぎ、最後の一滴まで注ぎ入れましょう。

◎2煎目まで楽しむ淹れ方

1煎目めは65度程度のお湯で1分待つと甘みや香りがよく出ます。2煎目は少し熱め(80度程度)で淹れると2煎目でも美味しくいただけます。

基本的に、緑茶は70度程度のぬるめのお湯で淹れると渋みや苦味がでにくく、旨みや甘みを抽出できます。とはいえ、人によって好みはいろいろなので、より甘みや香りを楽しみたい方は65度ぐらいの低い温度で淹れたり、お茶の苦味が好きな方は90度ぐらいの高めの温度で淹れるといいでしょう。
ただ、茶葉の種類によって抽出される甘みや苦味の風味も全く異なるので、下で紹介する飲み比べレポートを参考にしたり、実際に飲み比べて自分のベストな茶葉と温度のお気に入りを見つけていただくのがおすすめです♪

夏は冷茶も美味しい季節。水出しすると渋みがでにくく、甘みや旨みがしっかりでます。また、お湯で淹れて氷で冷やすとスッキリ爽やかな風味になります。

◎基本の水出し緑茶の淹れ方

★多めの茶葉で短時間
茶葉10g(大さじ2)に水300mを入れ5分。氷を入れたグラスに注ぐ
★時間をかけてじっくり味わいを抽出
お茶パックなどに茶葉10g、800mlの水で冷蔵庫で2時間　

　お茶ごとの
＼特徴を知ろう／
有機栽培茶5種
徹底飲み比べレポート

ファンタスマーケットで取り扱う5種のお茶をスタッフで飲み比べました！

緑茶
りょくちゃ

北村茶園の自信作。上品なお茶の旨みと香りがあります。ティータイムに甘いお饅頭や羊羹と合わせていただきたい味。「高温で淹れるよりも、低温で淹れて上品な甘みを出したほうが美味しい」という感想が多く上がりました。水出しすると「甘みがあって美味しい」という声多数。

福茶
ふくちゃ

ふっくら柔らかな風味がある緑茶で、お茶の旨みに加え程よい苦みのバランスが絶妙。「高温で淹れた際の苦味も心地よく、低温で淹れた柔らかな風味も、どちらも美味しい」との声。もちろん水出しも風味が良く「誰がどう淹れても美味しくなりそう」と、スタッフ一番人気のお茶はコレでした！

上くき茶

新茶の季節の特別な煎茶をつくる際に生じる茎を使用したお茶。煎茶とはまた違った力強さと爽やかさ。「独特の青い風味が美味しい」「普段使いにゴクゴク飲みたい」などの声があがりました。高温、低温、水出しでも独特の風味は心地よかったです。

ほうじ茶

北村茶園自慢の緑茶を、昔ながらの回転式直火釜で、気温や湿度、茶葉の状況を見ながら職人がじっくり焙じたお茶です。香ばしくも「あっさりしてクセがないので食事のお茶にピッタリ」という意見が多数。和食や中華料理などと相性抜群。

★淹れ方★

茶葉3gに沸かしたお湯180ml
水出し(苦みが少なくあっさり)の場合は、お茶パックなどに茶葉10～20gに入れ水1リットルで2～3時間

十宝草
じゅっぽうそう

北村茶園のロングセラー。ハトムギ、はぶ茶、どくだみ、ほうじ茶、熊笹、柿の葉、はぶ草茶、すぎな、甘草、クコ茶の10種のお茶をブレンド。「健康茶なのにクセがなくて飲みやすい」「子どもの水筒用にピッタリ」の声。

★淹れ方★

沸騰したお湯1リットルに1パックを入れる
水出し(苦みが少なくあっさり)の場合は、水1リットルに対して2パック入れて2～3時間

スタッフの
リアルなTea LIFEをご紹介

●スタッフY

「福茶」を水出ししてマイボトルで持ち歩き♪　柔らかな風味が好き

●スタッフM

子どもの水筒のお茶に水出しした「十宝草」♪　子どもも大好きです

●スタッフK

「福茶」で毎朝ホーッと♪　高めの温度で心地よい苦みをだすのがお気に入り

●スタッフS

「上くき茶」のちょっと野生的な感じを愛してます♪

みなさんも、好みの味わいを見つけて素敵なTea LIFEを送ってください♪

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