BIOを知って暮らしを健やかに♪

自然を大事にした暮らしや身体によい食について世の中の関心が高い今の時代。時代の流れに合わせたたくさんの商品やコンテンツが続々と生まれています。そんな中で「BIO(ビオ)」という言葉もよく耳にするようになりました。BIOって「何か身体によさそう…」「オーガニックってこと?」など、BIOに対してぼんやりとしたイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。今回はBIOって何?というところからおすすめBIO商品や活用方法などお伝えします。気軽に暮らしに取り入れて、健やかな毎日を過ごしましょう。

BIOって何だろう?

BIOとはフランス語の「biologique ビオロジック」のことで、日本でいうところのオーガニック、有機を意味します。有機栽培の野菜や果物だけでなく、肉や乳製品、卵、お菓子、ハチミツ、ワインなど、様々なBIO製品があります。日本でオーガニックやBIOというと、「特別なもの」といった感じがしますが、ヨーロッパではBIO意識が高く、日常の暮らしに馴染んだ、とても身近な存在なのだそうです。

どうやって見分けるの?

BIO製品を見つけるには、認定マークを目印にしましょう。ヨーロッパにはBIO製品の認証機関がいくつかありますが、フランス農務省が認可する有機栽培(Agriculture Biologique・アグリキュルチュール ビオロジック)由来製品に付く「ABマーク」のものと、欧州基準の「ユーロリーフ」マークが付いたものが日本では手に入りやすいです。

▲左がフランス農務省が認可する「ABマーク」、右が欧州認可の12個の星で葉っぱを模した「ユーロリーフ」マーク

BIOを選ぶ、ということ

農薬や化学肥料を使わない作物は、素材が本来持っている栄養素もたっぷり、添加物にも頼らないので身体に優しく健やかな暮らしに繋がります。そして、BIO製品の生産者さんが目指すのは「できるだけ自然のままにした、自然や動物に優しい製品作り」。消費者の私たちもBIO製品を利用することで、そういった生産者さんを応援することにもなり、ひいては自分たちが暮らす地球の自然を守っていくことにもなるのです。
例えば「国連のSDGsって何か興味あるけど自分には何もできないし…」なんて思っている方も多いと思いますが、こういったBIO製品を選ぶだけでも貢献できることになります。頑張りすぎず、無理しすぎず、できる範囲で地球人としてできることを考えてみるのもいいかもしれません。
もちろんそれは、BIO製品に限ったことではなく、マークが付いていてもいなくても、日本のものでも外国のものでも、有機の農産物やサスティナブルな考えで作られた製品を選ぶという小さなアクションが、地球の良い未来に繋がっていくのだと思います。

ファンタスおすすめ
BIO商品&活用法

【オアシス】グルテンフリークッキー(オーツ麦&チョコチップ/オーツ麦&レーズン)

オーツ麦のザクザク感と、有機きび砂糖や有機ビーツで甘みをしっかり出した味わいがgood!オーガニックといえど甘みが効いているので食べ応えと満足度も充分。栄養たっぷりなので、いそがしい日の朝ごはんにも重宝しそう。

【アリサン】有機ローチョコレート(ココナッツミルク/ダーク/ソルトキャラメル/ミント)

オーストラリアの「ラビングアース」が作るフェアトレードのローチョコレート。高品質なカカオを使って低温で製造しているので風味も栄養価も抜群。砂糖を使わない代わりにココナッツネクターで甘みを付けています。パッケージ&中身のハート形がキュート!ちょっとしたプレゼントや自分へのご褒美にも◎

【アルチェネロ】有機セナトーレカッペリ(スパゲットーニ/リングイネ)

オーガニックのパスタといえばアルチェネロ。イタリアで何十年も前から有機にこだわり続けてきたメーカーです。品質と美味しさに定評がありますがその中でも赤ラベルのセナトーレカッペリのシリーズは古代小麦から1915年まで作られていたデユラム小麦の品種セナトーレカッペリを使った珍しいものです。背丈が140~160センチにもなり根は背丈と同じ位深くはるセナトーレカッペリは、栄養豊富な地層まで届くといわれています。小麦の自然な甘みと風味を感じられるパスタ。もっちりとした食感のスパゲットーニは濃厚なソースに、幅広のパスタ・リングイネはジェノベーゼや魚介系のソースと相性が良いです。

【光が丘興産】オーガニックアルベルトさんのEXVオリーブオイル(BIOストロング/レモンオーガニック)

イタリア南部の島・シチリアにてオリーブの樹の手入れから収穫、搾油まで全てにこだわり抜く情熱の生産者アルベルトさんが作るオリーブオイル。可愛いパッケージにも心惹かれますが、もちろん味も素晴らしい。いろいろな種類のオリーブオイルを出していますが、BIO認証マークがついた緑のパッケージの「ストロング」は、その名の通りオリーブの力強さを感じる抜群の風味。しっかりとしたお肉料理や、火を通さずにサラダやパンなどに付けて味わいを楽しんで。シチリア産の有機レモンを使った「レモン」はいつもの料理を爽やかに仕上げてくれます。もちろんパンに付けてその風味をダイレクトに楽しむのもおすすめです。

【ラクチネッタ】有機フレッシュトマトソース/有機スパイシーフレッシュトマトソース

オーガニックのトマトをオイルを使わず仕上げたフレッシュ感溢れるトマトソース。イタリア・トスカーナの豊かな大地にあるトマト畑で酸味と甘みのバランスに優れたトマトだけを一番美味しいベストなタイミングで収穫し、畑のそばにある調理場で24時間以内に加工。穫れたてフレッシュなトマトの甘みたっぷりの美味しさが味わえます。パスタにはもちろんスープや煮込み料理にも合います。同じくノンオイルで仕上げてある「スパイシー」のほうは唐辛子や赤ピーマンが入っており、ほんのりピリリとマイルドな辛みが美味。

【ラクチネッタ】有機バジルペースト

新鮮なオーガニックバジルをたっぷり(原材料の55%も!)使用したペーストです。こちらもトスカーナの畑に隣接する調理場でフレッシュなままに加工するので新鮮な美味しさが詰まっています。バジルペーストというと、チーズが入っているものが多いですが、こちらはチーズ不使用なのでさっぱりとして飽きがこない味わい。ヴィーガン料理にも使えます。茹でたじゃがいも、グリルした野菜に、タコなどのシーフードにも相性がバッチリ。有機フレッシュトマトソースに少し混ぜても美味しいです。

【メ・ド・プロヴァンス】有機ガーリックペースト/有機ハリッサ

チューブタイプペーストは本当に便利。ガーリックはパスタやガーリックトースト、お肉料理など何にでも。ハリッサは唐辛子と野菜のペースト。唐辛子だけよりも旨みが効いているので、ピザソースに混ぜたり、ガスパチョやミネストローネなどのトマトのスープにコクとピリリとした辛みを出すのにおすすめです。

【ミエリツィア】イタリア産ピエモンテの森の有機はちみつ/イタリア産アカシアの有機はちみつ

非加熱の有機ハチミツという美味しさはもちろんですが、ハチミツの切れがよく最後は逆さまに立てられるという、このボトルが使いやすい。見た目もおしゃれでキッチンに置いたままでも様になります。アカシアは上品な甘み、森のはちみつのほうは黒糖やメープルシロップを思わせる独特な風味が特徴。子どもと一緒にパンケーキもいいですが、ブルーチーズなどと合わせて大人の味を楽しむのもおすすめ。

【ボンデュエール】有機ひよこ豆/有機スイートコーン/有機レッドキドニー

1853年創業のフランスの野菜加工会社ボンデュエール。野菜の種から栽培方法、加工まで人と環境に優しい製品作りをしています。外国の缶詰は大容量のものが多いですが、こちらは使い切りできるサイズ感が嬉しいです。常備しておけば、献立が物足りない時にサッとサラダやスープにできるので便利。ひよこ豆はカレー、コーンはオムレツ、レッドキドニーはチリコンカンにもgood!

▲アルチェネロのパスタに春キャベツと小長井産の「ゆりかごあさり」を合わせてファンタス流ペペロンチーノに♪

毎日のトーストのハチミツ、日々のランチに作るパスタ、おやつのクッキー、晩ご飯のトマトスープ…いろいろなカタチで、普段の何気ない料理にぜひBIO製品をどうぞ♪気張らなくても、自分のペースで自分の好きなものだけ取り入れて、楽しみながら続けられればいいな、とファンタスは思っています。

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