びわ



びわの旬は短い!
ファンタスマーケットがある長崎県は、びわの生産量日本一。新緑も美しい5月、店先にオレンジ色の可愛いびわが並びはじめると、長崎の人たちは初夏の訪れを感じます。最盛期は5月から6月、味わいは甘くてジューシー。その爽やかな味わいを楽しめるのは約1ヶ月間と、とても短い期間です。

美味しさだけでなく
栄養もたっぷり
薬膳的にみてみると、びわは肺を潤し、咳を鎮め、胃を丈夫にする働きがあります。びわの葉は、実よりもその働きが強く、古くから漢方薬としても使われてきました。 栄養的にも、びわの実には生活習慣病予防や免疫力アップに役立つβカロテンが多く含まれ、カリウムや食物繊維も豊富。また、びわの葉には脂肪やコレステロールに働きかけるサポニンや、抗酸化作用や抗菌作用があるポリフェーノールの一種タンニンが含まれていて健康づくりにつながりそうです。 今は「びわの葉茶」などの商品もあり手軽に飲めてノンカフェインなので、普段の生活に取り入れるのもおすすめです。

びわを味わい尽くそう
生のびわは、みずみずしい果肉と爽やかな甘さを味わうのが醍醐味ですね。そのまま食べるのはもちろん、チーズや生ハムを合わせたサラダにしても美味しいです。 びわの実は生のままだと体をやや冷やす涼性ですが、火を通すことでその特性が和らぐので、コンポートにしたりジャムにして楽しむのもいいですね。さらにコンポートやジャムを、タルトやパウンドケーキにアレンジしても楽しみが倍増。旬が短いので、機を逃さずにいろいろな食べ方でびわを味わい尽くしましょう。 5月は立夏を迎え、いよいよ夏が始まります。夏に向けてだんだんと気温が上がり、梅雨へと移り変わる時期は湿度も上がってきます。心と体のバランスを保てるよう、びわをはじめ旬の野菜や果物を意識的に摂り、適度に休息しながら過ごしましょうね。
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