栄養価が高く夏バテ予防にぴったりの甘酒ですが、せっかくなら、さらに麹(こうじ)の酵素が生きたまま摂取できる自家製甘酒を作りたい! ということで、「川添酢造」の桂奈(けいな)さんに「甘酒こうじ」を使って炊飯器でできる甘酒の作り方を教えてもらいました。
材料
- 「甘酒こうじ」(米麹)…1袋500g
- 米または餅米…300g(2合)
- 水…1500cc
☆今回麹は川添酢造さんの「甘酒こうじ」を1袋使います
☆今回は餅米で作ります。餅米で作るとより甘くなります
準備するもの
- 炊飯器
- 温度計
- ふきん
- 保存容器
作り方
餅米を炊飯器で普通に炊きます
(炊く水は分量外)
甘酒こうじ(米麹)をほぐします
粒がバラバラになるぐらい、細かくほぐします
炊けた餅米に
(炊飯器は保温のまま)
水を入れ混ぜ合わせます
水は一度に全量入れずにゆっくりと入れ
60~65℃ぐらいにします
☆温度は下がりすぎるとよくないので水はゆっくりと温度を見ながら入れましょう。逆に65℃以上になると麹の中の糖化酵素が壊れて甘くなりにくくなります
甘酒こうじ(米麹)を入れて
混ぜ合わせます
温度が高くなりすぎるので炊飯器の蓋は開けた状態で水で濡らしたふきんをかけ、12時間程度保温します
途中で1、2回ふきんを水で濡らし直し、中身も混ぜてあげましょう
もったりしていたのがサラサラになります
熱湯消毒しておいた保存容器に移して冷蔵庫で保管してください
しっかり甘くできれば1週間程度冷蔵庫で保管できます。甘みが少ない場合や雑菌が入ってしまうと短期間で味が悪くなる場合があります。長く保存したい場合は冷凍をしましょう
☆今回は炊飯器で作りましたが、ヨーグルトメーカーや甘酒メーカー、魔法瓶などでも作れます
その場合それぞれのメーカーのレシピ通りに作ってください。分からない場合は58℃~60℃で12時間保温するようにしてください
九州産のお米を使い6日間かけて全て手作業で丁寧に作られた「川添酢造」さんの甘酒こうじ。
その手間のぶん、本当に本当に美味しくパワーに満ちた麹になっています。
\この方に聞きました/
久保(川添)桂奈さん
川添酢造4代目の娘さんで、ご兄弟と一緒に麹づくり、酢づくり、味噌づくりなどを行っています。お酢や甘酒を使った料理の講座、味噌づくり教室なども好評で、メディア出演など多方面でも活躍中。笑顔が素敵な3児の母
▼近日公開予定
・炊飯器で作る自家製甘酒(2021年7月25日公開)
・元気をチャージ簡単甘酒ドリンク(2021年7月25日公開)
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